「うがい」の種類と効果性|世田谷区経堂の歯医者|小林歯科医院

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「うがい」の種類と効果性

投稿日:2023年4月20日

カテゴリ:院長ブログ

 新型コロナウイルスの感染対策として、あらためて「うがい」が注目されました。感染予防の効果がどれだけあるかははっきりしていませんが、せっかく実践するなら、できるだけ効果をアップさせたいものです。

 うがいには目的別に2つの種類があります。ひとつは、喉を清潔にするための「ガラガラうがい」で、口に水を含んだまま喉の奥に届くように上を向き、口を開けて息を吐きながらガラガラと撹拌するもの。

 もうひとつは、口腔内を洗浄するための「ブクブクうがい」で、口に含んだ水を両側の頬を動かしてブクブクさせてから吐き出す方法です。
 「ガラガラうがい」の感染予防効果については、京都大学のグループが行った研究が知られています。

 1865歳の約390人を対象に、水でうがいするグループ、ヨード液のうがい薬を使ってうがいするグループ、うがいをしないグループに分け(うがいは20ミリリットルの水/ヨード液で15秒間、13回以上)、2カ月間にわたって調査したものです。

 結果は、水でうがいをしたグループは、しなかったグループとうがい薬を使ったグループに比べ、一般的な風邪をひいた人の割合が4割ほど減少したと報告されています。

 インフルエンザについてはたしかな効果が確認されておらず、新型コロナについても同様です。喉に付着したウイルスは早期に細胞に侵入するためとみられています。それでも、15秒間のガラガラうがいを13回以上実践することで、口腔内に入ったウイルスや細菌をある程度洗浄できると考えられます。

手洗いと同様、習慣にしてみてもいいかもしれませんね!

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