Compass「カメラを持って記録を撮り、経過観察しよう」(2)
投稿日:2023年5月21日
カテゴリ:理事長のつぶやき
2020年から2021年の中で計6回、歯科医専門誌「デンタルダイヤモンド」に掲載された、小林歯科医院理事長「小林和一のコラム」をご紹介しております。
第一回は2020年3月「カメラを持って記録を撮り、経過観察しよう」です。
≪≪≪ 前回からのつづきです。
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歯科医療は患者さんの日常生活のさまざまな要素が反映する口腔器官が治療対象ですから、治療結果が歯科医師の手の届かない日常生活という ”ヤスリ” をかけられたときに、長期間うまく機能してくれるかどうかは、誰にも予想できません。まして、ついこの間まで巷でいわれていた ”人生80年” は、あっという間に ”人生100年” に置き換わってしまいました。人生50年と謳われていた織田信長のころのほぼ倍の長さです。患者さんの長い人生においては、歯科治療後、お口を心配しなくて済む快適な生活がスタートする一方、われわれ医療者側としては何事もなく経過してくれるか、大事に至る前に来院してくださることを願っています。
つづく ≫≫≫
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