白い詰め物「セラミック」の特徴|世田谷区経堂の歯医者|小林歯科医院

  • 日本矯正歯科学会認定医
  • 日本顎咬合学会指導医
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本補綴歯科学会

抜かない治療

  • 丁寧なカウンセリング
  • 03-3426-6400
  • 東京都世田谷区経堂2-3-1 第2経堂ビル1F

白い詰め物「セラミック」の特徴

投稿日:2023年4月16日

カテゴリ:院長ブログ

患者さんと治療前にお話しているとき、よくお聞きするのは「銀歯だと目立ちますよね?」「奥歯だから銀歯でいいです」もちろん、そのご希望に沿って治療したいと思います。でも、本当の意味で理解していただきたいのは、できるだけ同じ歯がまたむし歯にならないような治療を選択していただきたいことなんです。

 ​現在、従来の銀歯のほかに、金属を使用しないレジン(歯科用プラスチック)とセラミックを配合した「ハイブリッドレジン冠」と呼ばれる白いタイプが保険適用になっています。いわゆる「見た目」は銀歯よりいいです。ただ、素材に樹脂が含まれているため経年劣化は避けられず、変色しやすいタイプもあります。経年劣化やアレルギーが心配な人は、保険適用外になりますが、セラミック製を検討されると、長い目でみると安心です。

 ​​セラミックは材質が陶器なので、金属のように腐食して溶け出すことがなく、経年劣化に強いといえます。見た目が白くきれいな上に強度が高く、汚れがつきにくく変色もしにくい素材です。ただ、陶器なので過剰な力がかかると割れてしまうリスクがあります。いくつかある種類の中で、一番強度の高いジルコニアは割れにくいですが、表面を覆っているセラミックが割れる可能性はあります。


 また、セラミック製は自由診療(保険適用外)のため比較的高額ではあります。当医院では全ての患者さまに、治療前しっかり説明やご相談をさせていただく時間を設けております。どのような選択肢があるか、資料をお見せしながらリラックスしてお話できるような雰囲気を心がけております。


 いずれにせよ、治療してから長い時間が経った銀歯には注意を払う必要がありますので、まずは定期検診にお越しいただくのをおすすめします。

トップへ戻る