「歯石」とは?付いてない人はいない?|世田谷区経堂の歯医者|小林歯科医院

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「歯石」とは?付いてない人はいない?

投稿日:2023年4月30日

カテゴリ:院長ブログ

歯や口腔内の健康を意識している方なら、定期的に歯科医院に通って歯をクリーニング=メンテナンスしてもらっている人も多いと思います。その際、「歯石」を除去するケースがほとんどですが、すべて取り除くべきなのか?

「歯石」とは、歯の表面に付着したプラーク=歯垢に、唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して石灰化したものをいいます。石のように硬くなってこびりつき、歯ブラシで取り除くのは困難です。

「歯石」は表面がでこぼこしているため、口腔内の細菌がすみついて増殖しやすくなります。そのまま放置していると、周囲の歯茎に炎症を起こして腫れや出血を招き、歯周病の原因になります。さらに進行すると歯を支えている骨が溶けていき、知らないうちに歯周病が悪化していきます。主な歯周病菌は酸素を嫌い、血液中の鉄分を栄養とするため、出血がある歯と歯茎の隙間にできた深い歯周ポケットは絶好の活動の場所となり、さらに骨を溶かします。その結果、歯がグラグラしたり、抜けてしまいます。。

毎日、完璧に歯磨きをしていれば、歯に歯石が付くことありません。しかし、ほとんどの人はどうしても磨き残しがあり、日常の歯磨きで一定期間、磨き残しがある部位は歯石が沈着するケースが多いです。だからこそ、歯石除去を含めた歯のクリーニング=メンテナンスが重要といえます。

「歯石」は徹底的に除去したほうがいいと考えます。歯石除去は歯周病の予防と治療に欠かせない処置だからです。

次回は「歯石」の種類と除去法についてお話させていただきます!

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