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「口呼吸」が歯並びに影響する?!

投稿日:2023年4月6日

カテゴリ:院長ブログ

 前回、マスク着用による「口呼吸」の増加、それに伴う健康被害についてお伝えしました。「口呼吸」は外気をノンフィルターで身体に取り込んでいるようなこと。そのため、感染症にかかりやすくなったり、「口呼吸」から口腔乾燥となり、それが全身疾患につながる恐れがあります。

 今日は、さらに、口呼吸が子供の歯並びや姿勢に悪影響を与える可能性についてお伝えします。

 まず、口呼吸では口を開けた状態が続きます。すると、口を閉じているときは口腔内の上側に位置している舌が、口を開けたままだと下顎側に下がることになり、舌と口の周りを支える筋肉のバランスが崩れてしまいます。それが、成長期の子供の顎の成長や歯並び、そして姿勢にも悪影響となっています。

 また、口を閉じる際に使う筋肉が衰え、徐々に締まりのない顔つきになってしまう可能性もあります。

 マスク着用の息苦しさから、自然と口を開けて口呼吸になっている子供が増えているという指摘もあり注意が必要です。

 マスクは飛沫感染を防ぐだけでなく、鼻、口、喉を潤して健康を守る効果があります。しかし、マスク着用によって口呼吸がクセになり慢性化してしまうと、逆に健康を害するリスクがあります。マスクの下でも"鼻"呼吸を意識したいですね。

次回は、舌の汚れ「舌苔」についてご紹介したいと思います。

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