糖尿病と歯周病の密接な関係(1)|世田谷区経堂の歯医者|小林歯科医院

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糖尿病と歯周病の密接な関係(1)

投稿日:2023年5月8日

カテゴリ:院長ブログ

糖尿病では、「網膜症」「腎症」「神経障害」が3大合併症といわれますが、血糖値が高い状態が続くと体中の血管が障害されるため、ほかにもさまざまな合併症を引き起こします。中でも近年、注目されているのが「歯の喪失」です。

20224月、内分泌障害を扱う英国の医学誌「BMC Endocrine Disorders」に2型糖尿病と歯の喪失の関連についてのメタ解析の結果が報告されました。200721年に欧米、中東、アジアなど世界中で実施された2型糖尿病と歯の喪失の関連を調査した22件の研究(677532例)を用いて解析したところ、2型糖尿病の患者は、そうではない人と比べて歯の喪失リスクが20%増加していたといいます。

また、日本でも滋賀医科大学などの研究グループが2074歳の男女23万人超のデータを解析したところ、高血糖の人ほど歯の本数が少ない傾向があると報告しています。

なぜ、糖尿病によって歯が失われてしまうのでしょうかー
次回さらに詳しくご説明いたします!

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